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相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく

テスラについて思うことをつらつらと

テスラはついにあのフォルクスワーゲンをも抜き去って世界で第2の自動車メーカーとなった。

5年くらいテスラの大ファンをやっている自分がそのすごさを簡単に書いておこうと思う。

 

テスラ=iPhone、その他EV =スマホ

スマホが一般的になったくらいの頃、機械に詳しくない友人は

「アンドロイドはスマホiPhoneiPhone

初めて聞いた時にはiPhoneスマホやろっ!と思ったが、後々考えれば面白いなと思った。

 

当時、まともに使えるスマホiPhoneくらいのものだったので、そう感じるのも無理はなかったのかもしれない。

いまEV界で起こっているのはこれと同じなんだと思う。

 

テスラかEVか。みたいな

 

最近テスラを知った人に言いたいのは、「テスラはEVだから評価されている。」わけでは無いと言うこと。

 

日産リーフの二代目が出たときにすぐに試乗しに行った。

当時はモデル3が日本に来ていなかったし、EV自体が珍しかったのでそれはそれはテンションMAXで行ったわけ。

 

しかし、印象は「これは無いな。」

確かに加速は気持ちがいいし、静か。でもそれは期待通り。

 

残念だったのが、出発前に表示された距離を全然走れないこと。

これにはわかっててもショックが大きかった。

 全然笑えなかった。

 

考えてみれば自動車業界では当たり前のこと。

燃費もだいたい0.8かけろって言うし。

 

リーフの航続距離もそんな感じで、表示された距離の6割も走らなかった。しょうもない。

 

これはスマホ黎明期のアンドロイドそのまんま。

スペック上はiPhoneの何倍も大きなバッテリーを積んでいてもアンドロイドの充電は全然持たない。強力なプロセッサを積んでいてもiPhoneよりもカクカク。

 

既存メーカーのEVはどれも航続距離詐欺ばっかり。

テスラはこうした業界の常識など無視してゼロベースで顧客に対しては誠意をもって向き合っている。

こんなもんでいいだろう、そんな妥協を許さないのがテスラ。

 

そしてテスラに一番に追いつけるとすれば、バッテリー・AI・ディスプレイなどのサプライチェーンをすべて有する中国メーカーだろう。低価格で同じクオリティーを実現できる可能性が中国にしかないってこと。

 

この競争にもう日本が勝てるチャンスはない。

ただ同じ日本人として、お客第一でいい車を作り、それでも利益のでる体制に変革していくことを願っている。

 

そして株で儲けるなら、中国のEVメーカーと関連株、そしてテスラ株に投資することだ。

 

「市場は絶望のなかで生まれ、懐疑のなかで育ち、楽観の中で成熟し、幸福のなかで消えていく。」

投資はタイミングが一番大切。